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オーバーホールとは

photo オーバーホールで検索すると「機械製品を部品単位まで分解して清掃・再組み立てを行い、新品時の性能状態に戻す作業のことである」と説明がでてきます。ダイビング器材も同様に、海で使用し汚れ・劣化した部品を洗浄もしくは交換し、再度組立・調整を行う事で清潔・快適・安心な状態、まさに購入時に近い状態に戻すわけです。


オーバーホールは必要か?

photo 器材内部に使われている部品も紫外線、海水、砂など、様々な要因で傷み・汚れ・劣化するため定期的な手入れが必要です。デジカメの防水ケースのOリングを水没しないよう手入れするのと同じですね。傷んだ部品で使い続けると水没はもちろん、いろいろなトラブルの要因となります。トラブルを未然に防ぎ、安全にダイビングを行うためにも器材のオーバーホールは必ず必要なのです。


どのような作業をするのか?

【@外観確認→A初動動作検査→B分解→C洗浄】

お預かりした器材を実際にタンクに繋いで空気を通します。マウスピースやホース類、ボディの傷等を確認しながら、エアー漏れの有無などの初動を確認して記録を取ります。続いて専用工具を使いながらの分解、続き洗浄作業を行っていきます。オーバーホールで最も大切な洗浄作業には時間と手間を惜しみません。

【D乾燥→E部品点検・交換→F組立→G一次調整】

十分に乾燥させた部品を確認しながら専用工具を使って組立を始めます。メーカーの基準に合わせながら消耗部品を交換、その他の部品は使用可能かを細かく確認・点検していきます。全て組み上がったらタンクに繋ぎエアーを通して調整していきます。

【H一時保管→I最終調整→J水漏れ検査】

一応の完成です、この状態で部品をなじませるため数日間保管します。時間を置くことで初期調整から少し誤差が出ることがあります、基本的にはここが最終調整となるのでさらに慎重に作業を行います。調整ができたらタンクにつないだ状態で水槽に漬け、各部分からのエアー漏れが無いかチェックします。

【K乾燥→L最終組立→Mカルテの作成→N作業完了】

水槽から出した器材は完全に乾かすため再び数日間保管します。最後の組み立て・確認では別に洗浄・乾燥していたマウスピースの取付含め、最終的な確認をしながらの組立で完成となります。お客様にも分かり易いカルテを作成して終了です。


ワランティーとは?

photo 器材に付いた部品保証の事を言います。お客様の器材がワランティーの付いた器材の場合、メーカー指定の条件を満たせばオーバーホール時の指定交換部品が無料となります。器材を清潔に安心して末永く使っていただくためのメーカーからのサービスなので、是非有効に使ってください。

ワランティーには必要事項の記入漏れが無いことやオーバーホール時の提出等々、いろいろな適用条件もございます。詳しくは各メーカのHPでご確認ください。

  


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